特捜戦隊デカレンジャー(#05)(SAFAIAさん作) - 1 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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特捜戦隊デカレンジャー(#010)

「勝者、近藤美波さん!」
周りから歓声が上がった。
「すごいじゃない!」「やったじゃないか!、あと3勝すれば、第二部門進出だぞ!」
彼女を抱き締めるドギーとスワン。
戦闘は休憩をはさんでラウンド5まであり、そのうち4勝すれば次の部門へと進出可能というルールだが、彼女は連戦連勝、第一部門をあっさりクリアしてしまった。

第一部門が終了し、第二部門受験者には15分の休憩が与えられた。美波が大きなソファにちょこんと腰掛けジュースを飲んでいると、後ろから肩を叩くものが。驚いて振り向く彼女。
「は〜い、ベイビー、さっきの戦闘、見応えあったぜ。」
「やっほ〜、すごかったよ、流石は候補生の狼ですなぁ。」
「ホージーさん、ジャスミンさん!」
彼らは、地球署時代のドギーの部下で、現在は宇宙警察本部でベテラン刑事として勤務している、戸増宝児と礼紋茉莉花だった。
「ホージーにジャスミンじゃないか、久しぶりだな。」
「二人とも久しぶり!元気してた?」
「ボス、スワンさん、またお会いできて光栄です。」
「ホント、あの日以来ですね。嬉しいわ。」互いに再会を喜ぶ4人。すると、美波の後ろで、彼女と同い年位の子供が、もじ?しながら顔をだしたり隠れたりしていた。
「拓也!久しぶりじゃない、元気してた?」彼は、宝児の息子、戸増拓也。父とは違い、穏やかな性格を持つ。美波が話しかけると、彼は恥ずかしいのか、宝児の後ろに隠れてしまった。
「あらぁ、またかくれんぼ?拓也って面白いな。」
クス?笑う美波。
「コイツ!ごめんな、相当シャイでさ(笑)」
しばらく彼等が昔話に花を咲かせていると、第二部門受験開始の合図が。
「第二部門受験開始5分前です、対象者の皆さんは、至急、射撃訓練上にお集まり下さい。」
「おっと、そろ?だな。いくぞ、拓也。」
「うん。」
「じゃ、美波ちゃん、第二部門頑張ってね。」
3人は走り去って行った。美波たちも急いで会場に集合した。

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