特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#01)(SAFAIAさん作) - 25 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#029)

「い…痛い…。」
迫り来る激痛に必死で絶える美波。
「アンタ、ライナ様から例の実験受けてたくせに、その程度の力なの?」
その直後、さらに体を巻かれ、そのままバン?叩き付けられる。
投げ飛ばされ背中が壁に直撃。5つという年齢のせいもあり、彼女には耐え難いものであった。無数の針のあとが身体中に残る。
意識もうろうとなり、ふら?と倒れそうになる彼女。だが、力を振り絞り、持ち前の運動力でロリアを追い詰めようとする。
「5つなのに、何なのよあの力は…アンタ怖いから死んで!」

巨大なバズーカ砲を構えるロリア。エネルギー数値が徐々に上がる。
「さよなら。」
トリガーをひこうとした瞬間、ふと見ると、美波の瞳が変色を始めていた。
「やられてたまるかーっ!」
彼女は華麗な舞で相手を翻弄する。伴番から受け継いだ銃を駆使した憲法、「ジュウクンドー」で、敵を追い詰めた。
「ハイブリットマグナム!」
Dマグナム01、02を合体させ、ハイブリットマグナムが完成。
「ファイヤー!」
パトエネルギーが敵の身体を貫き、美波の目の前で四散爆発。
「助けに行かなきゃ、叔父様を。」

美波は決意を新たに、闇へと足を踏み入れた。

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