特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#01)(SAFAIAさん作) - 18 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#022)

「だが、そのマシンとやらは一体誰に作らせるのだ。」
ライナは問う。
「松田一也でございます。」
美奈子がそう答えた途端、彼女は表情を変えた。
「何!?松田一也だと?アイツは例の実験の直前に脱走した貴様の夫ではないか!」
「ですが、この手を使えば成功は間違い無しです。私たちはライナ様のお陰で生きてこれた。ですから少しでも恩返しをと…。」
すると、ライナは急に笑いだした。
「(高笑い)やる気まんまんではないか、お前がそこまで言うのなら仕方無い。任せたぞ。だが、もしこれを無くしたりでもしたら承知しないからな。」


一方美波たちは、アリエナイザーに苦戦していた。出身惑星の言葉で何か喋っている。麗香がSPライセンスで確認した。
「判ったわ。何ですって?『近藤マサトの憶憶センサ』?私たちがそんなモノ持ってるワケないでしょ!』
だが、その言葉に相手は逆上。ますます苦戦を強いられた。
「みんな、とりあえず撤退するわよ。このままじゃキリが無いわ。」


4人は麗香の指示でデカルームに帰還。優は早速ドギーを問い詰める。

「おい、犬のオッさん、アイツが言ってた『記憶センサ』って何なんだよ、それに、『近藤マサト』って…。」

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