特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#01)(SAFAIAさん作) - 15 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#018)

「シルラ!シルラ!」「サキュバス…。」
彼女は、アリエナイザー犯罪のスペシャリスト、「ヘルズ3兄妹」の末娘、サキュバスであった。
「あんちゃんが倒れたって本当かい?」
「ええ。さっき、ブラスト側のメカ人間が襲ってきたの。龍を狙って。それで。」
「龍って…美波のあんちゃんの…あいつら、抹殺が目的だからね。」
サキュバスは更に言葉を続けた。
「麗も死んじまったんだろ?今生き残っているのは、妹の美奈子だけだからね(溜め息)。」


撃たれたショックで気を失っているアブレラをベッドに寝かせ、付き添う二人。だが彼は一向に目を覚まさない。
「やっぱり失敗だったんだね…私の作った新型防弾チョッキ。」
実はサキュバスは、アブレラの為に再新鋭の防弾チョッキを製作していたのだが、結果を知りかなり落胆していた。
「大丈夫よ。時期に目を覚ますわ。」
彼女を優しい眼差しで励ますシルラ。
しばらくすると、唸り声が聴こえてきた。
「う…うう…。」
アブレラが目を覚ましたのだ。
「エージェント!」
「あんちゃん!」
目に嬉し涙を貯める二人。
「シ…ル…ラ…、サ…キュ…バス…。りゅうは…ぶじか…。」
彼は龍の様子を二人に問う。
「彼なら大丈夫よ。安らかに眠っているわ。」
「そうか。よかった。」
安心顔で微笑む彼。
しばらくすると、一人の男が助けを求め、その場に倒れこんできた。
「助けて…くれ…うっ!。」 「えっ…しっかりして!」
「おいっ、しっかりしろっ!一体何があったんだい!」

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