特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#01)(SAFAIAさん作) - 10 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

サイトトップ >> 特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#01)(SAFAIAさん作) >> 10

10

特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#013)

「美波、一体…。」
「『走って』って…一体どういうことなの?」
ドギーとスワンも、首をかしげる。
「説明してる暇はないわ、とにかく、何か巨大なモノが近づいてくる気配がするの、いいから走って!早く!」美波はかなきり声で叫んだ。
彼女の言うことに、不平を言う他の受験者達。
「何もないじゃないか、俺達を混乱させやがって!」
だが、彼女は必死に皆を説得した。
「いいえ、嘘じゃないわ。貴方達、ここで死にたいの?」」
実際、彼女は既に分かっていた。自分達の身に危険が迫っていることを。
「あんた、年上に向かって生意気言うんじゃないわよ!」
受験者の一人が、美波に殴りかかろうとしたそのとき、天井がぱら?と崩れ始めた。
「これは…。」
ドギーは、表情を変えた。
「みんな、早く逃げろ!!」
すると、ロボの巨大な足が、美波たちの目の前に突っ込んできた。叫び、逃げ惑う人々。ドギーはすぐさまデカバイクを発進させるよう、地球署に要請しようとした。だが、ここは宇宙の遥か彼方。この距離では出撃は無理だとの答えが。
「くそっ、どうすればいいんだ!デカバイクが来れないとは!」
次第に焦燥する彼。
「クルーガー、スワン、こっちだ!ホージーとジャスミンも来てくれ!」
サラ長官が秘密通路の入り口を開けた。
「急いでくれ!」
4人を誘導する彼女。「さあ、入れ。」
長官が認証機にライセンスをかざすと、扉が開いた。
着いたのは、なんとこの署の格納庫。一体何をしようというのか。
「What?何なんだ、かなり真っ暗だぞ。」
「見てくれ。」
彼女が格納庫のライトを着けた。
「Wonderful!!」
「すごい…こんなの観たこと無いわ。」
「これは…もしかして。」
「修理されていたのか…。」
目の前には、巨大なロボが!!

ランキング

検索

投稿・ユーザ登録

プライバシーポリシ - 利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown 管理人のメールアドレス