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作者:SS投稿作品用
MASKED RIDER BLACK〜秋月杏子の試練〜#003
「南…。」
「光太郎君…。」
光太郎は、滝と彼の先輩である藤堂により、キャピトラで看病されていた。
「藤堂先輩…竜介さん…。」
光太郎は目を覚ました。
「大丈夫か?南。」
「はい。でも杏子ちゃんが…信彦…いや、シャドームーンに…うっ!」
光太郎は捕らえられた杏子を助けようとかなり焦っていた。
「おい南、お前まだ横になってろ!」
「でも…。」
「今はまだ悪人のアジトの場所が分かっていないんだ。今藤兵衛さんと克美君がアクロバッターたちと話してる。」
一方杏子は、ネオゴルゴムの神殿の一室にある担架に固定されたまま眠っていた。
それを一人のヤサ男が静かに見つめていた。
(時期創世王はシャドームーンでは無く、この私だ)
そう、剣聖ビルゲニアである。