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BLEACH~日乱(隊首会にて)~?
「フンッ…隊首会に副隊長をこさせるとは…」
アタシは、隊長を悪く言っているように聞こえた。
「ですから、仕事が「隊長としての自覚が足りんようだな…」
アタシは、その言葉にムッときた。隊長は、仕事をしているだけなのに、なんでそんな事言われなきゃいけないのよ…
「クチキ隊長…これ以上、ウチの隊長を悪く言うことは許しませんよ…」
「…そう思うならちゃんとしつけろ。」
「どういう意味でしょう…」
アタシの霊圧があがる。
「そのままの意味だ。今だって、本当に仕事をしているのやら…」
「ッ…隊長はッ!!真面目な方です!…今日だって、アタシの書類もやってくれてるし…ッ優しい方なんです!隊長を悪く言わないでください。」
思わず泣いてしまった。
「おい、クチキ。言い過ぎだぞ…」
浮竹隊長がアタシ達の間に入ってきた。
「ッ……ごめ「おい。クチキ!俺の副官を泣かせてんじゃねぇよ!」
驚いて、声のした方を見ると入口に隊長が立っていた。
隊長は、周りの隊長達には目もくれずアタシの所まできた。
「行くぞ…」
隊長がアタシの手をつかんで引っ張った。
「えッ…でも、隊首会が「いいから!!」
隊長は少し怒ったように、言った。
周りの隊長達は、唖然としている。
「……隊長?」
執務室に戻ると、隊長は何事もなかったように仕事を始めた。
「なんだ…」
「隊長…なんで、隊首会に来たんですか?」
「お前の…霊圧が急にあがったから、なにかあったのかと思ってな…」
「…すいません」
「別に…それより、悪かったな。俺のせいで、いろいろ言われたんだろ?」
「…いえ……アタシこそ、問題をおこしてしまって…」
続く