ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) - 50 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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ヒグラシのなく頃に(消滅編其の六十七)

後ろを振り返る・・遠くに前原さんと魅音さんが僕を追っかけてくる・・
「ノアサ急にどうしたんだ?!」
「はぁはぁ急に走らないでよおじさんびっくりしちゃうじゃない!」
「あっ、えっと・・」
言葉が見つからない・・
「わかったよ!そのペンダントの話は終わり!これでいいでしょう?」
「大事なペンダントなんだろ・・落としてくなよ・・」
そう言って前原さんの手にはペンダントがあった
「あっ、ごめ・・」
「ストップ・・あんたごめんなさいって何回言うつもり・・」
「どっかで聞いたようなセリフだな?」
確かに・・そう思った・・
「とにかく!今から会則十二条!ノアサの(ごめんなさい)禁止令!破ったら罰ゲーム」
「えっ、会則・・えっ?」
「ということで、今日から君はわが部のメンバーだ!よろしく!」
ビッと指を突き立てられる
「メンバー、部活・・・?」
いきなり突拍子もない単語がいくつも出てくるものだ・・
「おい、魅音いきなり訳わかんないって顔してるぞ?説明してやれ・・説明を・・」
「説明ぇー?してもいいけど長いよー」
「できれば鐘が鳴る前に・・お願いしますね」
皮肉っぽい声で・・そう言ってみた・・・
「ぷっ、ははははは、言うじゃんノアサも!」
最初に魅音さんが笑い始めた、前原さんも笑ったついでに僕も笑った・・
「あれっ、圭一さん達じゃございませんこと?」
「今日は仲良く3人で登校なのです、にぱー☆」
笑い声が一通り終ると、学校の様子がいつもと違うことに気が付く、誰も学校の中に入ろうとせずまるで、何かを探るように運動場に集まっている

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