特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(SAFAIAさん作) - 13 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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特捜戦隊デカレンジャーSPIRIT(#016)

「うわぁ~っ!!」
「にいさぁ~ん!!」#02の事故で奈落の底へと落とされてしまった龍。彼は、暗闇の中で血を流して倒れていた。上から水が不気味にしたたる。
「あっ…子供!?可愛そうに。」
一人の女性が彼を発見し、ある男の元へと連れていった。
「エージェント、いるの?」
彼女はかなきり声で叫んだ。
男は振り向いた。
「シルラ、帰っていたのか。」 彼は、アリエナイザーに武器を売る商人エージェント=アブレラ、彼女はそのガールフレンドのシルラだった。

「それより、子供が倒れてたの!血を流して。」
アブレラはその子の顔を見ると、気が狂ったように叫んだ。
「こ…近藤龍、一体何故!?」
「知っているの?」
「レイルと麗の息子だ。」
「レイル…何ですって!?」
「このままでは…早く生命維持装置を!!」「分かったわ。」
シルラはすぐさま生命維持装置を手配。龍は長い間眠りにつくことになった。


(龍、いつか会わせてあげるわ、妹さんに)悲しそうな目で見つめるシルラ。そのとき、奥で銃声が!!」
「バンッ!!」
慌てて駆け付ける彼女。そこには、アブレラが倒れていた。
「エージェント!」

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