とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 52 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 6-8

再びやつらの攻撃。
しかし、今回は少し話が違う。龍が多く飛んでくる。

「マグマ・グラビトン・火龍連波!」

五匹の龍が飛んでくる。
安田は言う。「三人とも遠くへ下がっていてください!
ここは僕の能力しかない!

それよりあなたたちは視覚障害を探して捕まえてくたさい!」

「フローズン・スワロウ・飛氷連波!往来!」

氷龍が二匹で、火龍一匹に当たりにいく。

ちょうど火龍を打ち消したが、そうは上手くは、いかなかった。

「介旅!やれ!」丘原が叫ぶ。


介旅はポケットの中に入っている、ビニール詰めのものを出す。
ジャラジャラと音が出るのは、一円玉だった。

安田は走って逃げようとしたが、そうもいかず、地面がグラグラと揺れた。

姉御の能力、フラッグスコートにより、まともに立てない。

そこに介旅の一円玉が飛んでくる。


安田は一瞬かわしたが、かわしきれてはいなかった。

そこに後ろから走ってくるやつがいた。

当麻だった。

当麻はその右手を前に突き出し、グラビトンを止めたが、もちろん全てなど止めることができない。

そこに美琴の超電磁砲が当麻の右手の、少し前を走った。

ほぼ無くなった一円玉は簡単にかわせた。しかし残った一円玉の爆発の規模が異常だった。

ドゴォォォォォォンという音が響いた。

何とか黒子のテレポートのお陰で全員が被害を受けなかった。
当麻はイマジンブレイカーで止めていた。


刹那、黒子たちの上に何か蠢いたものがあった。

黒子、美琴、安田の反応より1秒早く、

「堕ちろ!パイロジャック!」
と丘原が叫ぶと上から火龍が降りてきた。

いち早く気付いた美琴が上空に向かい、超電磁砲を撃ったが、火龍に芯は無いため、止まらない。

黒子のテレポートも演算が間に合わない。
安田も能力の演算が大変な為、間に合わなかった。

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