とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 38 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 5-2

「鈍感・・・まぁ否定は全くもってできないが、それがどうかしたのか?」当麻はホントに鈍感だ。

美琴の前髪からわずかに電気がバチバチと音を立てる。
「それが、、、鈍感なのよ!

私がどんな思いで今日まで生きてきたか、わかる?
学園都市にテロリストが現れた時に、私は黒子にテレポートで外に出された。
何もできなかった!
なのに、あんたは戦ってた!あの時、銀髪シスターに聞いたわ。魔術師?

何よそれ!?
いきなりそんなのを知って、でもアンタはずっと前から・・・そんなやつらと戦っていた。
記憶・・・喪失なのよね。じゃあ、記憶を失う前も魔術師と?」一方的に話し続ける美琴。

「ああ、そうかもな。
だが、土御門に聞いた。ネセサ・・・、いや、とある教会がな」話を切って美琴が入る。

「必要悪の教会-ネセサリウス-でしょ?」

「何・・・で・・それを?」

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