とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 34 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 4-6

「んったくすぐにアタシの頬でも叩いて起こせばいいじゃない、

黒子はああなると抑えられないわよ。」

そういう美琴の顔は大真面目だった。
当麻は美琴の顔を見て改めて確信した。


「気絶かなんかさせないと収まらないのか・・・・・」
当麻は暗い表情になる。

それを明るくするために美琴は当麻の手の人差し指をそのまま当麻の口に持って行き、

「女の子とキスしたのなんて初めてでしょ?
それを卒業したんだから、元気出しなよ!

誰かわからないけど、あの美人のお姉さんが倒してくれるでしょ?」

その通りであり、黒子は見えぬワイヤーをかわせないでいた。

対する神裂は一瞬の隙を付き、黒子の裏に回り、首に首刀を決めた。

黒子は気を失うように倒れた。

これでこの一件は落着の・・・・はずだった。

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