とある無能力者と超能力者 4-5

「アンタはそんなくっだらないことでアイツに攻撃をしたワケ？
背中をさすってるみたいだけど・・・」

美琴は前髪をバチバチといわせ、キレている。

「おお～御坂起きたのか～良かったな、別に休んでてもいいからな！」当麻の言うことに美琴は顔をポッと赤らめる。

すると黒子が、「アナタは未だにお姉さまをたぶらかすようなことを言っているんですの!?すぐに片付けて差し上げますわ。」

七天七刀を振る動作でそこら中はワイヤーだらけだ。そこに軽い斬撃を飛ばすだけで、黒子はテレポートをして交わす。
そこには一歩かすかに動くだけでワイヤーが待っている。

ズババババッ。服や肌が裂ける音がした。
「グフゥゥゥゥゥ！な、何ですの？その刀は？一度の斬撃で何回分かの斬撃を飛ばしている？」

黒子は相手の能力を理解できていなかった。

その頃、美琴が階段から降りて、当麻の背中を優しくさすっていた。