とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 28 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 3-7

しかし、何でもする!と言ったので約束は守る、というのが上条当麻という男である。

次の瞬間、、、

当麻の唇に柔らかく、薄いピンク色の美琴の唇が、重なった。

当麻には最初、何が起きたかなど、全く理解出来なかった。

わかることは1つ。

美琴が当麻にキスをした、ということだ。
それから当麻も美琴も記憶が一時ない。




気づいた時、当麻はシャワーを出しっぱにしたまま風呂にいた。
美琴はというと。
テーブルの絨毯の上に座って何かを飲んでいた。
そして察した。すべては・・
・・
・・夢だった。



というのが夢だった。


つまり御坂が絨毯に座っていたのは、一瞬の夢。

なぜなら今、目の前には唇を合わせて、美琴の顔があるのだ。

実際に唇は繋がっていた。
当麻は
(ああ、俺は今、御坂とキスをしているのか)

と察することができた。そしてそのまま当麻は美琴の体を抱き締める。

美琴は驚いたようだったが、すぐに抱き返した。
どれほど経ったのだろうか。美琴と当麻は一時の幸せを感じ合っていた。
「御坂・・・・。」
「あたしは何て呼べばいいのよ?」美琴は自分の好きな人の呼び方が浮かばない。

「えっとな・・・・・と、と、」
「え?何て?」


その瞬間、家の扉が開いた。

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