とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 21 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 2-20

「わかったわよ。だから頭を上げて。」

優しく声を掛けて、美琴は当麻の前にしゃがみこんで、そして頭をポンポンとする。

そうして美琴が立とうかと思ったその瞬間、当麻は右手を前へ突き出した。
当麻は、電撃を飛ばされると考えていた。だから幻想殺しを出したのだ。

それがまさか美琴の胸に当たるとは思っても見なかった。

よって美琴は驚き、そのまま前に倒れ込んでしまった。
美琴は膝立ち状態の当麻に向かって倒れ込んでいる。
当麻はそれを受け止めた。
これには、レベル5の超電磁砲も、鈍感な上条当麻も状況察知ができなかった。

当麻の鼻にとてもいい香りがファサッと舞い込んできた。
「いい香り・・・」

つい口から出てしまった当麻の死亡発言。それに対し美琴はというと、

「えっ?いっいっい、今なんて?(コイツ今いい香りって言った?

あーっ夢なら覚めないで欲しいわ~。



でも、起きたらいつもの学生寮、黒子が変なことをやってる・・・あっ、黒子は入院かぁ。・・!!!」



・・・・・・



目を覚ますと知らない部屋、ベッド。
横にはテーブルがある。
そこには水が注がれたコップがある。
どこだろう?
てゆーか誰の家!?


「水、いただいていいのかな?喉渇いちゃったんだけど。」
美琴はコクッコクッと音を立てて、水を飲み干す。
「にしてもキレイな部屋ね~。っ?てか、ここ誰の家だっけ!?わからないままだった!」

その時、玄関の扉の取っ手を握る音がした。そしてガチャッという音がして誰かが入ってきた。

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