とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 17 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 2-16

そう、インデックスは飢えで死にそうだった。

さらにひまなのでテレビを付けるが食べもののCMになってしまった瞬間、目が釘付けにはなる。

が、13~14秒が幸運をくれるが、15秒経過した後の絶望感によって崩れ去る。

「て、てゆーか何でとーまは帰ってこないの?
私は捨てられたの?

携帯にも出ないどころか、電源が入ってないってヒドいんだよ!
このままじゃ飢えちゃうかも。」

ドサッ。インデックスは倒れた。
そしてドサッ。スフィンクスも倒れた。

その瞬間、ピーンポーンというチャイム音が響き渡る。


「と~~~ぉ~~~ま~~~ぁ~~!」


扉が開く。

「お邪魔します。とミサカは礼儀正しく挨拶します。」

入ってきたのはミサカであって当麻ではない。

インデックスはそれを理解して急に勢いを殺そうとしたためか、地面に顔面から墜落した。

「いったった~。あっ、それより何でとーまじゃなくて、短髪が帰ってくるんだよ!?とーま付けてきたんでしょ!?」

すごい勢いで話すインデックス。それにはさすがのミサカも少しは驚いたのか。

「とーまというのは髪がツンツンの少年のことでしょうか?

私もちょうど彼のことを聞こうと思っていたのですが、とミサカは同じ目的を持つ生命体を発見してバチバチと火花を飛ばします。」

「とーまを捜してるんならいっしょに行かない?
とりあえず私も会って噛みつかないといけないしね!」

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