とある無能力者と超能力者(エドラドさん作) - 4 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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とある無能力者と超能力者 2-3

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「おいっ!今の勢いだと俺までくらうはめになってただろっ!俺は無能力者だぞ!」

当麻は必死に叫んだが、御坂は、

「ふーん、なら何であたしの電撃をくらっても、あなたは傷ひとつないのかしら?

ってかこのやりとり何回目?そろそろ違うリアクション取りなさいよ~」

確かに御坂の言う通りだ。
だが、当麻の右手、正確には、右手首より上には幻想殺し(イマジンブレイカー)という能力がある。

しかし、それは学園都市の書庫-バンクにも登録されていない未知の能力だからレベルは0。


だが、この右手はあらゆる異能の力、魔術や科学の力を、この右手をあてるだけでかき消してしまうのだ。

そんなこんなで数々の事件をこの右手で解決してきた。


しかし、彼が数々の事件を解決したのは幻想殺しのおかげだけではない。


むしろ彼の、人が危険な目に合っていれば、自分の体の損害など気にせずに、人を助け出そうとすることができる優しい心の方である。

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