鳥人機装バーニングファルコン(序章)(優風さん作) - 4 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿

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鳥人機装バーニングファルコン(第4話変身!?)

「これでお前にバードニックエナジーが備わった」
「何も変わった感じはないけどもう変身出来るのか?」
「それはお前の能力次第だ。元々50%の確率だからな。とにかく“ネダル"の行動を阻止しに行くぞ」
「生身であんなロボットみたいな奴等に勝てる訳ないじゃないか」
「心配するな。あいつらはヨロイドと言って雑兵だ。バードニックエナジーが備わった今のお前なら生身でも勝てるさ。とにかく行くぞ、乗れ!」
そう言うとリュックは鳥の型を司ったエアバイクを出現させた。
「これがお前の愛機・ジャスティアンだ」
「へぇ、すごいな。昔ガキの頃見てたヒーロー特有のエアバイクじゃん」
“空を飛んでる夢を見ると夢が叶うんだって”朝、言ってた聖子の言葉を思い出した。
「さぁ、行くぞ。3次元人!」
「分かったよ。それからその3次元人って呼び方やめろよな。俺には香坂光って立派な名前があるんだからよ」
「分かった、光!」
それから俺とリュックはジャスティアンでネダル軍隊の元へと向かった。
「あいつら本当に弱いんだろうな?」
「ヨロイドは雑兵だ。自分で自分の能力を確かめてみるがいい」
リュックに言われ生身の身体でヨロイドに立ち向かって行った。リュックの言うとうり確かに弱い。束になってかかって来たとしても俺の方が強かった。
「リュックお前の言うとうりこいつら弱いぜ」
そう言った後、
「光、危ない」
と、リュックの声がした瞬間、鎖が身体に巻き付けられ引っ張られた。
「うわっ」
「3次元人が我らに歯向かうなど100万年早いわ」
「だ、誰だお前達!?」
「我らダボラー様に遣える3幹部。暗黒の騎士・ジャガン」
「同じく妖術師・セリアン」
「同じくネダルの頭脳部・ベター博士だ」
「ふん、生身でヨロイドを倒すとはただの3次元人ではあるまい。あそこに鳥の姿があるって事はバード・フリーから転送された者か」
「こしゃくな。バードニックエナジーを3次元人に与えおったか。ふん、例えヨロイドを倒せたとしても我らにはかなうまい」
「フン。とどめは私がさしてくれるわ。ハァッ」
妖術師セリアンが電撃を放ってきた。
「グワァー」
身体中を電撃が縛りつけて動けない。“俺はこいつらにここで殺されて死ぬのか”そう思った瞬間、脳裏に聖子の顔が浮かんだ。
「死んで…死んでたまるもんかぁー」
「何だ、この脅威を感じるエナジーは?」
「光、変身まで後、少しだ。頑張れ!」

この時、香坂光の身体は白いオーラに包まれていた…。

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