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作者:SS投稿作品用

ヒグラシのなく頃に(消滅編其の百九十一)

「どうしたのですか?圭一?」
俺の予想とは裏腹に梨花ちゃんの対応は思ったより普通だった。
「梨花ちゃん・・あの・・」
言葉が自然に出ない
「今日はいい天気なのです!とーぉっても!」
窓の外を無邪気に指差す・・外は・・呆れるほどの快晴だった・・ヒグラシの声がここまで聞こえてくる
「こんないい日はポカーっと教室で日向ぼっこに限るのですよ!」
自分を無理やりにでも元気づけようとしてるのが・・痛いほどわかっただから、だからこそ・・
「ひなたぼっこ・・いいよねぇ・・梨花ちゃんのひなたぼっこ・・はぅうう」
「レナ・・また、前みたいにお持ち帰りするのはやめろよ・・」
「みぃー沙都子、レナが怖いのです・・」
「私に来られても困りますわぁ!」
「こうなったら2人ともお持ち帰りィィ!」




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