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作者:SS投稿作品用

ヒグラシのなく頃に(消滅編其の百四十)

また、羽入の顔が紅潮していく・・そうこの顔はこの世界だから見られる顔・・だから、私はこの世界に生きたい・・そう思った
「お願い、羽入もう一度言うわ私にノアサのあの時を・・教えて!」
しばらく考え込んだ振りをして
「・・わかりましたです梨花。目をつむってくださいです」
「目を?」
「これは話すより体験してもらったほうがわかりやすいのです、記憶再生です。」
「記憶再生?」
「いつもの梨花の記憶はぼくの記憶でもあるのです、だからぼくの頭にある限りそれを繰り返し見ることができるのです」
「ちょっと待って!そんなの100年生きてて一度も聞いたことがないわよ」
「あうあう、だって梨花いつも言ってるじゃないですかぁ、繰り返される世界ほど退屈なものはないって」
そうか、今までの私にとってこの世界は繰り返される世界でしかなかった、だから、記憶の再生なんてあっても仕方ない、だから聞いたこともなかったんだ
「だから梨花に使うのはこれが初めてなのですぅ・・」
「誰の記憶を再生するの?」
「私のずっとずっと前の宿主、この世界だけに存在する、鷹野の妹なのです」
「鷹野の妹?」
「はいです、鷹野美奈・・彼女の記憶を再生するのですよ
ミナは小さい頃、誘拐されたのです・・魅音とレナ別れた・・あの後・・」
そこで初めて鷹野三四が沙都子や私など物凄く親切だった姿を思い出す 
「誘拐・・だからこの世界の彼女はやさしいのね・・奪われたものの痛みを知ってるから」
「そこで、出会うのです、野木アサトと柊ユウキと・・・」
「それを・・今から見せるのね?」
羽入は無言でうなずく、
私は目をつむった・・・ここは・・船?遠くて近いようなところに・・・・・
(チャプンチャプン)水がはねる音がする、蒸せた匂い・・ここは牢屋?
目を開けるそこにはぼろきれの服を着た男の子二人が見覚えのあるトランプを持ったまま眠ってる姿だった、かたっぽの男の子は涙と鼻水まみれで眠っているもう1人は対極的に大雑把な寝かたをしてる・・まるで沙都子を男にしたような・・かぁぁいい・・・レナが見たら即お持ち帰りってとこね・・




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