KINGDOMHEART〜欄外妄想
グミシップを進めていると、マーリンの言った通り、ハートレスが乗ったグミシップが襲いかかってきた。ソラ\r
「やっぱり来たか」
ソラは慣れた手つきで相手のグミシップに応戦したが、それでも数が多かった。ソラ\r
「敵が多すぎるよ…!」
ゼクシオン
「手伝います」
ゼクシオンはそう言うと、右手を前に突きだした。
すると、なぜか相手のグミシップは全部よけて消えていった。
ソラ\r
「何がどうなってんの!?」ゼクシオン
「相手に幻を見せたのです。さあ、行きましょう」
ソラ\r
「うん。ありがとう」
ソラは再びグミシップを進めた。
少ししてソラたちは星に着陸したが、そこは森の中だった。所々、木々の間から光が差し込んでいて、たまに鳥のさえずりが聞こえてきた。
ソラ\r
「ここはどこだ?」
ゼクシオン
「ひとまず、森を出てみましょう。町の1つは見つかるはずです」
ソラは光が一番強い方向に向かって進んだ。
しばらくすると森を抜け、城の前に出た。
そこは小さな広場のようになっていて、真ん中には小さい井戸があった。
ちょうどそこで水をくんでいる女性がいた。ソラは、その女性に見覚えがあるような気がした。