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作者:SS投稿作品用

BLEACH〜日乱+?〜?

―俺は今、ある隊舍の前に立っている。

「十番隊隊長、日番谷だ。入るぞ。」
そう言って入ると、中には誰も居なかった。俺達は、執務室に入っていった。
「……浮竹。」
「冬獅郎!!どうしたんだ?あッお菓子食べるか?」
中には、十三番隊隊長の浮竹十四郎がベッドで寝ていた。
「要らねぇよ……てめぇ……最近ウチの隊に入ってるみたいだな。どういうつもりだ!?」
「…バレたか。」
松本が、えッ!?という顔で俺を見た。
「長い髪の男なんて、そういねぇし、第一幽霊に見える奴なんて病弱なお前しかいねぇだろ?」
そう言うと、浮竹が苦笑いをした。
「酷いなぁ……」
「…なんで、ウチの隊に?」
松本が聞いた。
「冬獅郎が…お菓子を受け取ってくれないから……コッソリ置いておけば、と思ったんだが…」
「Σんな!?そんな理由かよ!!」
「あぁ…今も、冬獅郎にあげるお菓子を買ってきてもらってるぞ!」
浮竹が爽やかに言った。
「…まさか、隊員が一人も居なかったのって……」
「皆、買い出しだ。」
俺は、心底驚いた。…ありえねぇ……
「隊長…よかったですね(笑」
「…うるせぇ!!…浮竹!てめぇ、ウチの隊に忍び込む体力があるなら仕事をしろ!菓子なんか、要らねぇし、ガキ扱いすんな!!」
俺は、そう言って十三番隊を後にした。




その後、十番隊の噂はなくなった。代わりに、毎日浮竹が菓子をもってやって来る。

「―浮竹ぇ〜!!てめぇ、毎日毎日来んじゃねぇ!」
「なに言ってるんだ冬獅郎。父が息子に会いに来るのは、当たり前だろ!?」
「俺は、てめぇの息子になった覚えはねぇよ!」
俺の言葉を遮るかのように、松本が言った。
「じゃあ、アタシは浮竹隊長の義娘ですね。」



それから、浮竹と松本がその家族ネタで、俺をからかう日々が続いた。


おわり☆




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