KINGDOMHEART〜欄外妄想
王様は来て言った。
王様
「ただ嫌いだと言うだけの理由で倒したわけじゃないさ」
ゼムナス
「ほう。では聞くが、なぜ私達を倒した？」
王様
「それは、キングダムハーツとの融合を阻止するためだ。キングダムハーツは、闇に飲まれた人の心が行き場をなくして集まったものだ。キングダムハーツと融合するといろんな人の心がなくなり、その人たちはハートレスとしてさ迷い続ける。世界がハートレスでいっぱいになるとその世界は闇に飲まれ、やがて消滅する。消滅した世界に住んでいた人たちは行き場をなくして他の星にたどり着き、本来出会うはずのないものが出会い、やがては宇宙全体の均衡が崩れてしまうんだ。すぐではなくとも、結果は必ず出てくる。だからハートレスとノーバディは本当だったら存在してはいけないんだ。だからこそ、僕たちみたいにキーブレードに選ばれた者がいる。キーブレードが世界に存在しているんだ。だけど今、僕たちはハートレスとノーバディを消すために君たちに協力してほしくて来た。君たちは抜け殻だ。でも逆に言えば心のない器でもある。君たちに協力してほしいのは器じゃないと出来ないこと、人には出来ない事をしてほしいからなんだ」
