KINGDOMHEART〜欄外妄想
セルフィはシグバールの後ろに回った。
セルフィ
「あ、ほんまや!兄ちゃん女みたいやな!どうほったらかしたらこんなさらさらになるんや?ってゆうか、髪しばってんの取ってもええか?」
シグバール
「ああ、お好きなように。その前に眼帯を外そう」
セルフィ
「外してもええんか?」
シグバール
「ああ。俺もそこまであほじゃないってハナシ」
シグバールは眼帯を外して、手で押さえた。
そしてセルフィはつま先立ちして髪をむすんでいたひもを取った。
シグバールの髪は腰の少し上まであり、所々に白い毛があった。
デミックス
「ながっ!」
シグバール
「お前今まで俺の後ろ姿を見たことなかったのか?」デミックス
「そりゃ見たことあるけど、予想外だったんだ。
髪、むすんでる時とむすんでない時は違って見えるんだよ」
シグバール
「そんなもんか?言っとくがザルディンも、最低でも今よりは長いと思うぞ?」デミックス
「…まあ確かにそうかも」ソラ\r
「なんか、気持ちいいぐらいさらさらだな」
シグバール
「お前、いつの間に?」
アクセル
「俺もさわるー」
シグバール
「やめろ!もう終わりだ」シグバールは髪をしばり、眼帯を着けた。