「」の検索結果 | ケステーズ - 二次小説・SS投稿







サイトトップ >> BLEACH〜日乱〜(ネタバレ注意)?(ァィ仔さん作) >> 10



10



前の話 | 次の話



作者:SS投稿作品用

BLEACH〜日乱(隊首会後)〜?

店を出て夜道を歩く。大分酔いが冷めてきた。
「松本…」
「はい?」
「…あんま、クチキの言うことは気にすんな…」
隊長が真剣な表情で言った。
「……隊長は…自分の事を悪く言われて嫌じゃないんですか?」
「…別に。馴れてる…それに、俺もこの見た目だし…仕方ねぇよ。」
隊長が、少し悲しそうに笑った。隊長は、その小さな肩にどれだけの重荷を背負っているんだろう…
「隊長は!!立派な人です。…アタシは、隊長を悪く言う人を許しません。なんで!…なんで、外見だけで隊長を悪く言われなきゃいけないのよ!あんなに、努力して強くなろうとしているのに。」
―隊長、アタシ知ってるんです。いつも仕事が終わった後に修練場にこもっている事。どれだけ、遅い時間でも、欠かさず行っている事。そんな貴方を、否定するような、クチキ隊長の言葉が許せなかったんです。
「松本……俺は、お前が俺を分かってくれているからいいんだ。他になにを言われようと、お前が信じてくれれば…だから、お前は俺を信じてくれ!他になにを言われようと、自分の隊長は俺だと胸を張って言え。」
「はい……はい!」
隊長―隊長がそう言うなら、アタシは貴方を信じ続けましょう。アタシは、隊長の支えになりましょう。アタシが貴方の心になりましょう。この先何があろうと、貴方の側を一時も離れない。
「隊長!!覚悟しといてくださいよ。アタシ…隊長から離れませんよ?」
「望むところだ。」
二人で笑いあった。




おわり☆

オマケ

「松本…俺は、トイレに行くだけだ。ついてくんな!」
「隊長!!望むところだって言ったじゃないですか!」
「トイレまでついてくんなぁ!!!!」
翌日、十番隊から怒鳴り声が響いた。





前の話 | 次の話



メニュー
ランキング
検索
ユーザ登録
ログイン
トップ



i-mobile


プライバシーポリシ - 利用規約 - サイトマップ - 運営団体
© TagajoTown
管理人のメールアドレス