BLEACH〜日乱(隊首会後)〜
「…気にするな。…ありがとな。怒ってくれて。」
隊長は少し顔を赤くして言った。
「ﾌﾌｯ…ｱﾀｼ、隊長が貴方で良かったです。」
「なんだよ。いきなり…」
「別に!!さぁ隊長。仕事しましょう！早く終らせて、今日飲みに行きません？」
「…あぁ」
隊長は、少し微笑んで行った。
「やった!!…隊長と飲むのって初めてですね。隊長…飲めるんですかぁ？」
ｱﾀｼが意地悪っぽく言うと、隊長の眉間の皺がﾋﾟｸｯっと動いた。
「てめぇ…ガキだと思ってナメんなよ」
「ﾌﾌｯ…ガキだなんて思ってませんよ！」
「ﾊｧ…どうだか。」
少しすねている隊長が可愛いと思ってしまった。
「ｸｽｸｽ…隊長〜。すねてないで、早く仕事しましょう！」
「ﾊｧ…てめぇのせいだろ…」
隊長は呆れたように、言った。
「隊ｯ長〜!!」
ﾊｧ…なんでこんな事に…
酔って、自分に抱きついている乱菊を見て、日番谷は飲みに来た事を後悔した。
「松本……飲みすぎだ。」
「ｴﾍﾍ〜…たいちょ〜結構飲めるんですね。」
乱菊は同じ量の酒を飲んでいる筈の日番谷の顔色が全くといっていいほど変わっていない事に、ひどく驚いた。ｱﾀｼも、酒には強い方なのに…
「別に…おい！そろそろ帰るぞ！」
「えぇ〜まだ飲めますぅ〜」
もう、ﾍﾞﾛﾝﾍﾞﾛﾝの乱菊を見て日番谷は溜め息をついた。
「…お前、まだ飲むのか？」
「はいvV」
「…いいから帰るぞ……」
「えぇ〜「松本…」……はぁい。」
続く
