ヒグラシのなく頃に(消滅編其の三十二)
「ノアサよくできたのです!・・ぱちぱちぱち」
梨花ちゃんが僕に拍手をしてくれていた・・・ってえっ、ノアサ・・・?
「えっ、梨花・・ノアサって誰?」
魅音さんが疑いのまなざしで梨花ちゃんを見る・・・
「ノアサ・・・はノアサです・・ねっ、ノアサ・・・」
そう言って俺の肩をポンってたたく
「えっ、えっ、」
ノアサ・・そのあだ名で呼ばれたのはホント・・久しぶりだ・・・
でもっ、なんで梨花ちゃんがそのあだ名・・・を知ってんだ?・・かなり昔のあだ名だぞ?
「昨日寝言で言ってましたです・・」
「ちょっと待ったぁ!・・ですわ!」
三人きれいに・・はもったな・・・
「りりりッ梨花!昨日帰りがおおおお遅いと思いましたけど・・・っままさかそんな!」
「このどすけべやろおおぉ!」
「梨花ちゃん!何か変なこと!されなかった?」
その後・・何をくらったのか・・初手しか思い出せない・・・確か魅音さんの先制パンチ
その後はケリやらなにやら喰らった気がする・・・何だ?この連中・・・前言撤回・・・見てるぶんはいいがやられてみるとじょうだんじゃない・・・・梨花ちゃんキミの笑顔がまぶしいぜ・・・。