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作者:SS投稿作品用

ヒグラシのなく頃に(消滅編其の百四十四)

ミナは必死に握られていた手を払う
「大丈夫なのですかミナぁ・・」
「泣きそうな声出さない!今から気を引き締めなきゃなんないのよ、」
「あうあうあう・・すみませんなのですぅ・・」
「それより報告!ノアサとユユは今どこにいる?」
「ノアサはスロットのところに行ってますですぅさっきイカサマしてる人を見つけて大騒ぎしてましたですからぁ・・」
「ユユは?」
「今、ルーレットやブラックジャック付近をうろついてますですぅ、さすがはユユです!もう5人のサマを見抜いたのです・・」
「ノアサは1人、ユユは5人か・・ノアサのところが危ないなぁ、騒ぎに乗じてって多いから・・」
「違いますです・・ノアサは12人なのですよ!」
「12人!なんでそんなに・・」
「最初は手つきのおかしい二人を見つけただけだったのですが、すぐその周りを見ていると監視役や見張り、あとこっち(店側)の人間に変装してスロットを修理しようとした人間も含めると12人になるのですよ・・凄い!ノアサ今日は絶好調なのです!」
「羽入・・甘いわね・・ちょっと数が異常よ・・」
「どうしてですか?ノアサは頑張ってるのに・・」
「やっぱりスロットのところに行くわ・・私の勘が正しければ全部おとりにされたわね・・」
「まさか!みんな国も違うようでしたし・・」
「バカね・・どこでつながってるのかわかんないのはここ特有のことでしょう、しかも、
わたしたちの存在は結構知れわたってる・・子供に見せかけた・・凄腕のカジノ監視員ってこともね・・そんなところで12人もつかまるってのが不自然なわけ・・」




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