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サイトトップ >> ヒグラシのなく頃に(消滅編)(クリスタルパロディンさん作) >> 78



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作者:SS投稿作品用

ヒグラシのなく頃に(消滅編其の九十五)

「あの・・別にそういうことじゃなくて・・なんて言うんだろう・・そう・・みんなの幸せから・・沙都子ちゃんが自分自身の幸せを手に入れたいって思ったら・・どう思う?」
小さな子にこんな質問したってわかる分けないよね・・ふふ・・酔ってるね・・今日の僕・・
「私には・・・わからない」
えっ・・?
「私はそこまで行ったことがないもの・・わからないわ・・いつもみんなと一緒にいたい・・
そんなことしか考えてこなかった・・でも、そうよね、いつまでもみんなと一緒にいることが・・幸せとは・・限らないものね」
梨花ちゃん?ははっ・・今日相当酔っ払ってる・・ぼくが?珍しいな・・じゃあ僕だって・・
「みんなの幸せ・・と・・自分自身の幸せ・・近くて・・でも・・やっぱり違うんだ・・・
みんなの幸せを・・壊したくなかった・・だから・・僕は・・自分自身の幸せを隠した・・」
「隠す?」
「みんなの幸せを守る為には・・誰かがいつも我慢しなきゃいけない・・・それに誰も気がつかない・・みんなと同じ様に・・笑って・・祝福して・・でもっ、心はいつもどっかで泣いてて・・・」
「あなたは・・」
「辛くて・・でも、この時間も壊したく・・なくて・・また・・我慢して・・僕は・・一体・・・何をしてるんだろ?」
「ノアサ・・?」
星が・・見える・・星座もあの子に教えてもらったっけ・・あまりにも・・二人の姿が・・お似合いで・・手をとることさえできなかった・・
「でも・・僕は・・隠し・・きれなかった・・」
「安心・・していいのです・・」
小さな温かい手が・・置き去りにされた冷たい手に・・そっと触る・・
「ごめん・・僕また・・・」
「会則第12条なのです・・ノアサ・・それ以上言っちゃうと・・魅ぃ魅ぃに言いつけちゃうのです」
「ははっ、そりゃ怖いねどんな罰ゲームになるかわかんないし・・ここまでにしとこう・・」
「そろそろ行かなきゃなのです・・明日のお弁当の準備もしなきゃなのです・・」
そう言って手を離した・・まだ・・暖かさが少しだけ残っている・・
みんな向こうで手を振ってる・・前原さんが魅音さんをおぶってるらしい・・みんな・・帰っていく・・ぼくは少しだけ後悔する・・楽しい夜にこんな事を言ってしまったことを・・
みんながいるのに・・ぼくは・・まだ・・・




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