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作者:SS投稿作品用

ヒグラシのなく頃に(消滅編其の二十)

「あれっ、今日は先客ぅー」
威勢のいい声・・後ろからだ・・確かこの声は・・・緑髪の・・
「魅ぃ魅ぃ!圭一さん!今日は遅い到着ですことよ!」
「いやぁ、圭ちゃんが今日、立ちションが長くてさぁ」
沙都子って言う子が短く悲鳴をあげた
「だっぁれがいつ?立ちションした!魅音!」
「あれ?してなかったっけ、朝から景気のいいの?」
「するか!」
なんだ、朝からこの会話?
「大体お前がこんなボードゲーム探してくるから時間かかったんだだろう?」
振り返ってみると魅音さんの横の男子が重そうに大きめのボードゲームを持ってるのが見える
「いやーはっはっはっ、、結構前に買ったやつだったからさ探すのに手間取っちゃって
・・」
「新しいゲームですの?」
沙都子ちゃんが興味深そうにそれをじっと眺める
「そうそう、詳細は部活の時のお楽しみってことで・・」
「・・・レナのお見舞いには行かないのですか?」
梨花ちゃんがそれを口にすると一瞬場が沈黙した・・・
「あのな・・・梨花ちゃん」
先に沈黙を破ったのは・・・あの男子のほうだった
「今レナ、行っても誰とも会たくない・・みたいなんだ・・だから・・その・・」
「行っても会えないの・・わかる・・梨花・・」
仕方なく・・うなずく梨花ちゃん・・なぜか・・さらに温度上がる俺・・・
(チリンチリン)鳴り出す鐘の音
「やっやばいですわ・・急いで片付けませんと!」
その声が合図のように一気に、皆の息が合ったみたいに今まで会ったものを片付けていく
俺はただその様子をポカーンとみてるしかなかった・・
先生が入ってくる頃には何事もなかったかのように片付けられていた
イスに座るとまた・・べチャっとした感触・・・




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