BLEACH〜日乱前提日+市〜
「―松本ォ〜!!!!」
十番隊舍から怒鳴り声が響いた。
「あら〜?日番谷はん、どうしたん?」
チッ…1番会いたくねぇやつが…
「…うるせぇ!!近寄んな。今すぐ出てけ!」
「酷いなぁ…書類持ってきてあげたんに。」
「………仕事してんのか?」
あり得ない…というような眼で日番谷は、市丸を見た。
「なんや、ボクがいつも仕事してないみたいやんか。」
「そうだろ。」
「Σんまッ日番谷はん、酷いなぁ…」
「ハァ…俺は忙しいんだ。書類置いて、とっとと出てけ!」
俺がそう言うと、市丸はニタァと笑った。
「…乱菊探してんねやろ?」
「お前には関係ねぇ!」
「ボク…乱菊の居場所教えてあげましょか?」
「ッ…どこだ?」
市丸に聞くのは嫌だが、松本の居場所が分かるなら。
「ん〜。教えてもえぇけど…代わりにボクとデートせん?」
「……ハァ!?でぇとォ〜?なんでてめぇなん「乱菊の居場所知りたくないん?」
「………ハァ…分かった。早く松本の場所を教えろ」
ニタァ…
市丸がまた、奇妙な笑みを浮かべた。
「3番隊舍におるよ。イズルとお茶しとる。」
松本のヤロー、俺が3番隊に寄り付かないのを良いことに…しかも、仕事をサボって吉良と茶ぁ〜
「…サンキュ……」
俺は、市丸に礼をいい3番隊舍まで瞬歩で向かった。
「約束やからね」
日番谷の後ろ姿に向かって市丸がそう言ったが、日番谷には聞こえていなかった。